南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
村松 久良光
他の科目との関連 人文学部キリスト教学科「情報リテラシー」 人類文化学科、心理人間学科、日本文化学科「人文基礎演習I」 外国語学部「情報リテラシー」 経済学部「データ処理入門」 経営学部「基礎演習(情報基礎)」 法学部生「情報リテラシー」 総合政策学部「コンピュータ基礎演習I・II」 数理情報学部「情報通信学基礎実習I」の履修者に限る。 注)「情報リテラシー」を履修できなかった該当学部学生には、「特別研修(ワード&エクセル)」で充当。なお、外国語学部英米学科「Writing in English」またはフランス学科「論文作成法」を履修した学生は、「特別研修(エクセル)」で充当
履修対象学科
副題 オフキャンパス研修としてインターンシップ
講義内容  近年、我が国を取り巻く経済環境や社会環境は大きく変動しており、幾多の局面での変革が迫られている。これらの環境変化は、企業経営や企業形態、雇用形態に変化をもたらし、社会は、この変革期の産業活性化に大きく貢献できる積極性・創造性の豊かな人材を必要としている。
 1997年5月に閣議決定された「経済構造と変革のための行動計画」で、人材育成の手段として「インターンシップ」が取り上げられ、「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」として明記されている。
 専門的な基礎教育に加えて、深い教養や総合的な判断力、豊かな人間性を涵養する教育を目的とする高等教育機関と、実践的な教育力と豊富な人材育成の経験を持つ産業界や行政機関とが連携した、すなわち学産官が協働した教育システムが「インターンシップ」である。
 したがって、この授業科目は、全学部の3年次生を対象とした、学生自身が明確な研修目的を持って、事前研修、企業等研修、事後研修に参加する教育プログラムである。
講義計画 1.インターンシップ説明会と志望票の提出(2月)
    インターンシップの意義と研修目的の説明、講演、体験学生の報告、志望票配布
2・インターンシップガイダンスと予備登録(3月)
    志望意欲の向上と研修目標の確認、体験学生の報告、研修スケジュールの確認
    登録者の決定
3.事前研修(4月〜6月の水・土曜日)
  (1)導入研修
  (2)システム研修
     CAMPUS WEBシステムの説明と登録
  (3)スキル研修(ワード中級(1回)、エクセル中級(2回)、パワーポイント(2回)
  (4)マナー研修(2回)
      社会人としての基礎マナーの研修
  (5)プレゼンテーション研修
      理解を高めるプレゼンテーション手法や討議の方法に関する研修
  (6)まとめ研修
      社会人として「働く」ということの理解やインターンシップ参加意欲向上のための研修
  (7)総合研修
      セクハラ、守秘義務、事故対応や保険に関する研修や、企業等研修に向けての説明
  (8)研修先事前研修
      研修先決定後、研修先機関に関する調査研究、および事前訪問
4.企業等研修(8月〜9月)
    原則として2週間以上の研修
5.事後研修:就業体験報告会(9月〜10月の1日)

※また、事前研修中の課題、研修先事前研修レポート、企業等研修の研修日誌・研修報告、就業体験報告会用レジュメ、最終報告書等の提出が課される。
評価方法 研修に1度でも欠席した場合は、原則として、その時点において、「F」とする。
テキスト 資料は、必要に応じて、配布する。

【そ の 他】通常の授業科目とは異なり、オフキャンパス等での研修を含むことから、確固たる目標を持ち、「社会人」としての責任ある行動が望まれる。
その他