40181 国際関係論の基礎 (日本とアメリカ)
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選必 |
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秋学期 |
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宮川 佳三 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 日米関係の歴史と課題 |
講義内容 | 今日の国際関係ができてきた経緯を、歴史的観点から、整理する。パックス・ブリタニカの時代、パックス・アメリカーナの時代、第二次大戦後の米ソの対立の世界の在り様、バランス・オブ・パワーとはどういうことか、戦争と平和の問題、第二次大戦後の経済・貿易レジーム—IMF・GATT—等の理解を深める。更に今後の国際社会の諸問題—人口・食糧・資源・環境—を考える基礎的知識を提供する。 |
講義計画 | 本講座では、主に日本とアメリカの関係を主に扱うが、この二国関係は国際社会の中に於いて存在する関係であるので、国際政治・経済の発展・変化を歴史的にとらえる作業が不可避であります。それ故にアメリカの植民地時代からの国際社会の状況の変化を知り、アメリカの発展と国際社会の係わりを理解し、同時に日本をそうした変化の中に位置づけます。 日米戦争への道を知り、日本敗北以後のアメリカと日本の関係──特に日本はアメリカとの関係で何を得、何を失ったかを知る努力をします。そうした作業の中から21世紀の日本の国際社会とのあるべき関係が見えてくるものと思います。その為めの知的訓練の場を提供出来るような講義にします。 |
評価方法 | レポートorブック・リヴュー一点。定期試験、小テスト(4回ぐらい)。出席も評価に当り考慮する。 |
テキスト | 細谷千博編 『日米関係史』(有斐閣) アメリカ外交、国際政治、日米関係、日本外交を扱った論文。 【そ の 他】参考図書 細谷千博編 『日米関係通史』(東大出版会) 猪口邦子 『戦争と平和』 (東大出版会) 野田宣雄 『二十世紀をどう見るか』 (文春新書) |
その他 |