32113 数理科学基礎演習II
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必 |
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秋学期 |
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高見 勲 鈴木 敦夫 佐々木 美裕 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
講義内容 | 数理科学基礎演習Iに引き続き、情報数学・OR・システム工学を 用いた工学的な問題解決へのアプローチを演習を通して更に鍛錬する機会を与える。後に履修する、より専門的な数理科学演習の準備のための科目である。 担当者は、情報数学、OR、システム工学の分野それぞれから、計3人のオムニバス形 式である。それぞれの分野について、与えられた演習問題を工学的な問題解決法で解き、その過程でその有効性を学ぶ。演習問題の解は、計算機上にシステムとして実現することを基本とする。レポー トの提出は電子メイルによる。 |
講義計画 | 情報数学(担当:鈴木敦夫) 情報数学の分野から、式の構造について計算機を用いた実習を行う。木構造を用いて式を表現する方法について学ぶ。帰納的な定義と再帰呼出の関係についても学ぶ。 OR(担当:佐々木美裕) ORの分野から、動的計画法の定式化と現実の問題を計算機を用いて解くことを学ぶ。現実の問題をどのように定式化するかを中心に講義し、最適解を求める為のアルゴリズムを計算機上でどのように実現するかについて学ぶ。 システム工学(担当:高見 勲) 動的システムのモデル化と解法−常微分方程式 ・動的システムのモデル化:生態系モデル、伝染病の伝播、電気回路、自動車の振動モデル等が常微分方程式でモデル化できることを示し、解析解を求める。 ・線形常微分方程式の解法:ラプラス変換を用いて線形常微分方程式を解く方法 ・連立微分方程式:多変数系の線形微分方程式の解法 |
評価方法 | 各担当者が課すレポートによる。 |
テキスト | 講義中にプリントを配付する。 |
その他 |