06731 文学をめぐって 1
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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中 裕史 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 全 |
副題 | 中国近現代文芸の諸相(20世紀前半の上海と文学) |
講義内容 | アヘン戦争の結果として誕生した近代都市上海。租界を中心に急速な発展をとげ、横浜や神戸など居留置の祖形ともなった上海において、どのような文学作品が書かれ、また読まれていたのか。本講では、中国人作家や日本人作家の手になる、20世紀前半の上海を描く作品をとりあげ、近代を生きてきた「魔都」の時間に迫ってみたい。 【講義計画】 講義のすすめ方は、およそ下記の順をとる。 (1)20世紀前半における上海の状況を概観。 (2)小レポートの提出とその評価。 (3)文学作品の鑑賞と解説。 (4)総括 なお、受講生には、上記のごとく小レポートの提出と講義のなかで鑑賞した作品等にたいする短評(毎回)の提出を求める。 |
講義計画 | |
評価方法 | 短評(毎回)、小レポート(1回)および定期試験によって総合的に評価する。 |
テキスト | 藤原恵洋著『上海』(講談社現代新書) 平野純編『上海コレクション』(ちくま文庫) 以上を参考書とする。 |
その他 |