07306 地球科学B1、2
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
1〜4 |
|
檜山 哲哉 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 大気水圏の科学 |
講義内容 | 地球は、太陽系の惑星の中で唯一、固相・液相・気相の三相の水を保持することができる惑星である。水の三相にわたる相変化によって、地球には他の惑星にはみられない独特の大気現象や水文現象がみられる。太陽からの放射エネルギーにより、海洋表層や陸域表層から大気層にわたって繰り広げられる水の循環とエネルギーの循環は、大気の循環と相互に作用し合いながら、生物にとってかけがえのない物質の循環をも決定する。 本講義では、地球における水とエネルギーの循環を基本にとらえ、人間に身近な大気・水文現象からグローバルな大気・水文現象を概観した後、エルニーニョ、地球温暖化やオゾンホールの成因等、気候変動や地球環境問題に関する最近の話題を盛り込み、今後の人間と地球とのあり方について問題提起をしていく。 |
講義計画 | 水の惑星「地球」の成因から導入し、大気科学、水文科学の基礎を講義した後、ローカルな大気・水文現象(局地気象や都市気候等)とグローバルな大気・水文現象(大気大循環や温室効果のメカニズム等)について講義する。また、後半ではエルニーニョやオゾンホールの成因等、気候変動や地球環境問題についても触れる。 講義は配布する資料とPCプロジェクターによるスライドを使用しながら進める。 |
評価方法 | レポート試験 |
テキスト | 特定のものは使用せず、配付資料を使用する。参考書は適宜紹介する。 |
その他 |