09456 書道BI・BII
|
|
春学期 秋学期 |
|
|
1 |
|
2・3 |
|
飯田 実 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 2000生以降 |
副題 | BI“かな書道” (毛筆)・BII“ペン習字” |
講義内容 | 書道BI 「かな書道」かなの種類、かな誕生の起因と時代背景の説明。かなの字源理解を通してかなの正しく美しい書き方の習得。変体仮名の読解の徹底をはかる。毛筆かな書道を中心にひらがなの字源の理解、ひらがなの美しい書き方を学ぶ。 書道BII 「ペン習字」字形の整え方、かな、漢字(楷・行・草書)の特徴と基本点画などの理解を基礎に、現代の実用書の書式を学び、美しく整ったペン字が書けるようにする。 |
講義計画 | BIかな(毛筆) (1)かなの種類。(イ)カタカナ・(ロ)ひらがな・(ハ)万葉仮名・(ニ)変体仮名 (2)わが国独自の“かな文字” 誕生の起因とその時代背景。(特に平安初期から中期にかけての時代 背景) (3)ひらがなの字源の理解を通して、ひらがなの正しく美しい書き方の説明 (4)変体仮名の読解の徹底をはかる BIIペン習字 (1)字形の整え方 (2)かな、漢字(楷・行・草書)の特徴と基本点画 (1)(2)の理解を基礎に、現代の実用書の書式を学び、美しく、整ったペン字が書けるようにする。 上述の目標に向けて、書論の講義を通しての知的理解をはかると共に、並行して ”かな文字” ”ペン習字” の実技指導を行う。 BIかな (1)かなの発生、展開とその種類 (2)いろは48文字の字源の把握と効用 (3)代表的変体仮名の読解と実技練習 (4)連綿の基礎十二法について (5)執筆法について (6)かな単体および連綿体の基礎的履修 以上のようなかなに関する知識を伝えると共に、小筆によるかなの美しい書き方を指導する。 BIIペン習字 (1)はがき・便箋・封筒・年賀状・その他実用文の書法 (2)上記のそれぞれの書式について (3)自分の住所氏名を楷・行・草体で正しく美しく書けるように指導 以上等ペンによる実用書の指導を行う。 |
評価方法 | 原則として数回提出の実技作品の平均点と、平常点(出席日数など)の総合評価とし、ペーパーテストを行う場合は、これを含めた総合評価とする。「欠席過多」を適用する。 |
テキスト | 『梅雪かな帖』上巻(松林堂〔株〕)、『ペン習字』(中日文化センター) |
その他 |