南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
4
担当者
熊木 建郎
他の科目との関連 聖書ヘブライ語(初級)を修了または同等の知識を前提とする。
他学科履修
副題 聖書ヘブライ語の文法と講読
講義内容  この講座は大学院の「古典学演習」(一)との共通科目であり、将来、大学院で聖書学を専攻する者は大学院に入ってから修得することもできる。しかしながら、学部生の間に旧約聖書を原文で解釈できるようになりたいと希望する学生諸君は、積極的にこの単位を取得することが期待される。
 内容としては、初級文法で学んだことの復習と整理を、旧約聖書のテキストを読みながら、各自が行うことが中心となる。
 尚、この中級講読を修了した学部生が大学院に進んだ場合には、「古典語学演習」(一)の中で、特別な指導を受けることによって、さらに上の力を身につけられるようになる。
講義計画  A. V. Hunter著Biblical Hebrew Workbookを参考にしながら、創世記22:1−19、創世記12:1−20、申命記5:1−6:9等の原文和訳を各自が準備する。
 国際的に通用する、ヘブライ語文法上の英語用語を身につけられるように指導すると共に、各自が準備した訳文を取り上げつつ、文法の復習と原文講読のための技術を修得するように配慮していきたい。
評価方法  出席と授業への積極的な参加が重視されるのは、もちろんのことであるが、毎回ごとに宿題や自由研究を通して、どれくらい準備してくるかも評価の大切な要素となる。
テキスト (1)ヘブライ語原文テキスト(こちらで準備します。)
(2)片山 徹著『旧約聖書ヘブライ語入門』(初級コースで用いたもの。)
その他