南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
斎藤 衛
他の科目との関連 人文学部科目「人文学基礎論(言語学入門)」、または、外国語学部科目「言語研究の基礎」をすでに履修していること。
他学科履修
副題
講義内容  現代言語学は、言語の科学的研究を通して、人間の「心」を解明することを目的とする。本講義では、チョムスキーの統率・束縛理論(1981)に至る文法理論の発展を概観し、この研究プロジェクトの意義を検討する。また、日本語研究、日英語比較研究が、このプロジェクトにいかに寄与しうるかについても考える。
講義計画 1.文法理論がめざすもの:普遍的人間文法の解明
2.規則のシステムとしての言語:英語文法を中心として
3.理論的問題の設定:規則の統合と再編成
4.表示と原理による普遍文法
5.パラメターによる個別言語の説明
6.日本語の位置付けと日本語研究の役割
評価方法 練習問題とレポート
テキスト 参考文献:中村 捷、金子義明、菊池 朗著『生成文法の基礎』、研究社出版、1989.
その他