22536 近世哲学史II
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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小池 英光 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | イギリス近代哲学史 |
講義内容 | 本講義は「近世哲学史II」として主にイギリス近代哲学を中心に行なう。イギリスにおいてはR.ベーコンやW.オッカムなど中世の時代から経験を重視する傾向が見られた。中世から近世へと時代が転換しても、デカルトから出発する大陸の理性論に対して、イギリスではF.ベーコンから始まる経験を重視する傾向が主流となった。さらに特異な思想家、Th.ホッブズと「イギリス経験論」と呼ばれるロック、バークリ、ヒュームらの哲学者がどのように近代的思考を切り開いていったかを辿って行きたい。 |
講義計画 | 1.序論:近代思想の特徴 2.F.ベーコン(2回) 3.Th.ホッブズ 4.J.ロック(3回) 5.G.バークリ 6.D.ヒューム(3回) 7.総括と展望 |
評価方法 | 出席を重視する。積極的に質疑に参加した場合には平常点として評価する。 これらと期末試験を総合的に判断して最終評価を行なう。 |
テキスト | 久保陽一・川谷淳(編著)『厚典による哲学の歴史』公論社1993。 |
その他 |