41915 演習I
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武田 悠一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 小説の読み方/映画の見方 |
講義内容 | 英語学、英語教育論、英米文学、コミュニケーション論、など英語に関わる文化、あるいはアメリカの歴史、政治、外交、経済、社会などのアメリカの地域研究や国際関係論などの領域にわたる数多くの演習から一つを選択する。テキストの講読、担当者の講義、受講生による口頭発表、質疑応答、討論等を通して各学問分野の基礎的概念と方法論について理解を深めるとともにその分野についての広い知識を得る。 |
講義計画 | 英米の小説と映画を取り上げて、小説の読み方、映画の見方を学びます。言うまでもなく、小説を読むことと映画を見ることはけっして同じではありません。小説には小説なりの、映画には映画なりの伝統と技法があります。と同時に、たとえば〈物語の構造〉という観点から見れば、両者の間には多くの共通点があります。小説と映画をその差異と同一性に注目しながら分析し、解釈し、批評すること、またそのために必要な知識と方法を身につけること、それがこの演習の目的です。 本年度は、以下のような小説と映画を取り上げて、個々の作品に対する理解を深めると同時に、それらがどのような歴史的・社会的条件のもとで生み出され、受容されるかを文化論的に考えていきます。 1)エドガー・アラン・ポーの短編小説/ヒッチコック映画 2)アリス・ウォーカー『カラーパープル』(小説)/スティーブン・スピルバーグ『カラーパープル』(映画) 3)フランケンシュタイン物語/リドリー・スコット『ブレードランナー』(映画) 4)ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』(小説)/サリー・ポッター『オルランド』(映画) これらの小説や映画を分析・解釈・批評しながら、精神分析批評、フェミニズム・ジェンダー批評、ポストコロニアル批評などの批評理論の基本的方法についても学ぶ予定です。 |
評価方法 | 学期末に提出してもらう年間2つのレポートと、発表の内容、討論への参加度などによって総合的に評価します。 |
テキスト | Alice Walker, The Color Purple (Pocket Books) ; Virginia Woolf, Orlando : A Biography (Penguin Books) |
その他 |