42356 スペイン法
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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黒田 清彦 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | スペインの国家体制と企業体制 |
講義内容 | 今年度は、前半においてスペイン憲法下の基本的人権を、後半において会社法制を扱います。スペイン法を学ぶことによって、日本法を見直し、あるいは我が国の法におけるとは異なる価値観を彼国の法に見出すことにより、国際的視野を涵養したいものです。「国際」というのは、「国」の存在を前提とした概念であり、他国を知りかつ自国を知るが故の国際性であると考えるからです。 |
講義計画 | 基本的人権:(1)総論、(2)外国人の地方参政権、(3)死刑の廃止、(4)良心的兵役拒否、(5)離婚の容認、(6)オンブツマン制度。 会社法制:(1)総論(会社とは何か)、(2)会社法改正の経緯、(3)一人社会と最低資本制、(4)株式制度、(5)経営機構、(6)監査制度。 * 時間の許す限り、歴史的な背景や社会的な要因にも触れて、時には私の生活体験をも織り交ぜたり、国家機関や弁護士事務所を訪問したゼミ旅行の成果をも紹介しながら、分かりやすい講義を心がけます。 |
評価方法 | 定期試験および小テストの結果で評価します。定期試験の受験は最低要件ですが、正当な理由なしに小テストを受けなかった者および答案返却に応じなかった者は、履修放棄とみなされますので、くれぐれも御注意下さい。 |
テキスト | 拙著『新スペイン株式会社法の研究』中央経済社(3,605円)。プリント配布。 |
その他 |