南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
竹野 忠引
他の科目との関連
他学科履修
副題 アジア経済の歴史的基層と21世紀の展望
講義内容  春学期では、東・東南アジア地域の地理・歴史・文化について、映像・音声を交えながら、今日の経済の基盤について考える。
 秋学期では、1997年夏のアジア通貨危機ならびにその後の成長の後退について、20世紀の工業化開発政策の限界という視点から考えていく。最後に、雇用創出に基づく経済発展政策を目指しながら、21世紀の開発政策のポイントを考えていきたい。
講義計画 春学期: I.日本とアジアの地理的位置 II.アジアの風景・気候風土 III.アジアの芸能と東西交化 
         の交流 IV.アジアの歴史・ミレニアム V.アジアの植民地・近代化

秋学期: I.アジア通貨危機の発生・展開・構造 II.アジアにおける工業化開発の「外向的軌跡」−
 1980年代− III.「アジアの奇跡」の構造と潜在的問題点−1990年代− IV.グローバリズムの限界とビジネス・ネットワークの構築−20世紀末〜21世紀初頭−
評価方法 期末試験、レポートならびに講義への責極的参加の姿勢によって総合的に評価する。
テキスト 適宜指示する。

【そ の 他】 講義の進め方については、受講者とともに適宜話し合いながら考えていきたい。
その他