南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
阪本 俊生
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 記号の消費論再考
講義内容  ボードリヤールの消費社会に関する議論の、現代社会における意味、およびその適用可能性や応用について考察する。
 この目標に向け、ボードリヤールの『消費社会の神話と構造』の他、1990年代の著作、ボードリヤールについて論じた近年の諸論文の読解などを通じて、その現代的意味を理解し、考察する。一方、現代の消費一般に関する資料や諸研究にも目を向けることで、現代社会の消費の特徴や性格についての知識を習得する。
講義計画 4から5名程度の班に分かれ、それぞれにテキストを分担して発表する。
発表の内容をめぐって質問や批判、コメント等の発言をおこなう。
もし、ゼミ生からの発言がない場合、来年度は私からゼミ生の皆さんにどんどん質問を投げかけます。
評価方法 出席状況、受講態度および積極性、レポート、書評、学年末の修了論文等によって評価します。
テキスト J. ボードリヤール『消費社会の神話と構造』、紀伊国屋書店 他。
その他 数式は用いませんが、テキストの内容自体はかなり難しいですし、テキスト以外にも何冊も本を読むことになります。読書が苦手な人、本をあまり買いたくないという人には向きません。