96051 通信工学概論
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
1 |
|
長谷川 利治 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス サテライトキャンパス |
講義内容 | 今日の生活を支える電話、テレビ・ラジオ放送、コンピュータネットワークの基礎となっている通信技術の基礎を概説する。古典的な電話交換、電磁波、光などの伝送特性を学んだ後、デジタル通信について概説する。より対線の電話加入者線やLANから、光ファイバを用いた通信システムの構成、無線技術を用いたPHS、携帯電話網、無線LAN、衛星放送、ケーブルテレビ網で用いる伝送方式について学習する。 |
講義計画 | 第1回:通信とは 通信の歴史、発展過程、工学としての通信などを、実際例を示しながら、現代社会でのその役割について説明する。 第2回及び第3回:通信における物理媒体。 通信の物理媒体は、音声のみであった時代から、電気通信に発達を経て光通信の時代となってきたが。各種の通信媒体が通信システムの目的に応じて採用されている。これについての基本的な知識を養成し、現実のシステムを計画、設計、建設、管理運営する際、如何に最適の物理媒体を提案、採用するかについて講述する。 第4回、第5回、及び第6回:通信における信号伝送と変調 各種伝送方式について、種々の変調方式についてのべ、採用する物理媒体との関連とともに、それらの特徴について説明する。 第7回:ネットワークアーキテクチャと伝統的通信網 伝統的な通信網とその存在理由を説明する。 第8回及び第9回:構内網(LAN) 各種のLANについて解説する。 第10回:広域網(WAN)、都市内網(MAN) 広域網、都市内網について説明する。 第11回:性能評価 通信システムの性能評価手法について解説する。 第12回:まとめ 通信工学がどのように応用されているかを概観し、今後の展望を示す。また、専門科目で通信工学のどのような分野を学ぶかを詳しく解説する。 |
評価方法 | 学期末の試験による |
テキスト | 授業中に配布するプリントを用いる |
その他 |