00527 思想史に学ぶ人間の尊厳
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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加藤 泰史 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | ルネサンス思想における人間・都市・芸術 |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」を思想史に基づいて考察する。そのために、過去の様々な人間論に関わる思想の中でテーマ化された人間の問題を抽出して、それが歴史的、文化的なコンテクストのなかでどのように解釈されてきたかを学ぶ。過去のこうした思想的遺産を手がかりに現代における人間論の諸問題にも光を当て、「人間の尊厳」の理論的基礎づけを見出せるようにする。なお、春学期および秋学期ではそれぞれ下記の「講義計画」からいくつかを選択して組み合わせて講義する。 |
講義計画 | (1)イタリア・ルネサンスの諸問題 (2)ピコ・デラ・ミランドラの「人間の尊厳」概念 (3)レオナルド・ダ・ヴィンチと「建築」・「都市」──あるいは、遠近法の問題 (4)ルネサンスの「理想都市」と大聖堂 (5)フィレンツェとオペラ (6)ロンドンのコーヒー・ハウスとパリのサロン (7)ヨーロッパの都市と広場 (8)モーツァルトとオペラ (9)ヨーロッパのオペラ・ハウス (10)自伝文学の成立 (11)文学の中の「都市」 (12)「近代都市」の人間像 |
評価方法 | 講義中の聴講態度(私語は大巾な減点の対象となる)・筆記試験などから総合的に評価する。 |
テキスト | |
その他 |