04521 ラテン語III・IV文法〈全〉
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選 |
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春学期 秋学期 |
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1 |
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2〜4 |
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吉田 聖 |
他の科目との関連 | 全学部・全学生対象(月5・6)。但し、この科目の履修は、前年度迄にラテン語I・II文法・購読科目(月・木の7・8、通年)単位取得者に限られる。 |
履修対象学科 | 全 |
副題 | ラテン語I・IIと同年次には履修できない。すでに1年間学んで習得したラテン語の基礎知識(単語や文法)を利用して、種々の文献を解読しながら、文法的な理解も深めていく。 |
講義内容 | 毎回使用する文献は種々様々である。「教会ラテン語」に関する資料としては、例えば、すでに翻訳されている物で、(1)ラテン語ヴルガータ版・新旧約聖書、(2)グレゴリオ聖歌、(3)ミサ聖祭典礼文などから選択して資料コピー配布。「現代ラテン語」に関する資料としては、例えば、(4)“Nuntii Latini”、即ち、週刊ラテン語版「国際時事ニュース」(フィンランド国営放送により、毎日、インターネットで世界中に発信されていることは、余り知られていないが)についても、適時、選択して資料コピー配布。 受講者は、辞書と文法書を持参し、授業の中でラテン語原文解読を試みながら文法的な知識と理解を深めていく。 |
講義計画 | 春・秋学期の共通テーマとして、講義は以下のような内容から構成されている。 1.きょうの言葉。ラテン語版の新旧約聖書より。抜粋資料。 2.きょうの歌。グレゴリオ聖歌、他より。テキストとCD、音楽鑑賞。 3.きょうの文法。文献中の主な文法(用語・用法)の確認。 4.その他。その時の話題など、臨機応変に取扱う。 5.リアクション・ペーパーの作成。授業に関する感想・質問、出席確認。 |
評価方法 | 成績は次の3点セットで総合的に評価する。 (1)レポート課題。各学期に2〜3回、課題レポートの提出を求める。採点し平常点として考慮する。 (2)出席状況。3分の1ルールの適用。欠席過多者は単位が与えられない。 (3)期末試験。各学期とも、期末試験を行う。 |
テキスト | 文献:コピー資料として配布する。 文法書(教科書):アモロス『ラテン語の学び方』南窓社。 辞書:『羅和辞典』研究社。個人的に利用可能な言語の辞書類なども可。 【そ の 他】受講者には、コピー資料テキストに基づいて、分担個所を指定する場合がある。 各自それを課題として自宅学習し、調べたものを授業の時に発表する。 |
その他 |