南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
渡辺 康代
他の科目との関連
履修対象学科
副題 日本の地誌
講義内容  地誌学はそれぞれの地域について、その性格(地域性)の解明に努めます。
この講義では、私たちにとって最も身近ともいえる日本、とりわけ東海地方の諸地域に焦点を当て、具体的にその性格を検討していきたいと思います。本講では、時間と空間の双方から地域を研究する歴史地理学的視点に立ち、諸地域における過去と現在を明らかにしていきたいと思います。
講義計画  主に東海・中部地方に関する現地調査の実例(村落・町など)を紹介し、歴史時代から現在にわたる長いタイムスパンをとりながら、地域的特質を把握していきます。文書、地図(絵図)、地名、伝承など、さまざまな資料や情報を用いながら、総合的に検討します。
 1.山村の生業と暮らし—「秋山記行」をもとに—
 2.祭礼から見える地域性—三重県桑名市の桑名祭(石取祭り)を事例に—
 3.江戸時代における町と村落との関係
評価方法 出席態度・出席状況と試験の総合評価
テキスト 授業時にプリントを配布します。また参考文献は適宜指示します。
その他