南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	秋学期
単位	２	年次	1〜4
担当者	春藤　修二

他の科目との関連	数学Aを履修していることが望ましいが必須ではない。
履修対象学科	全
副題	「数学とは何か」
講義内容	「数学A」では数学が担う対象として数と図形を取り上げた。本講では数学の営みを、大まかに数学史の流れを追う中で考える。今日の数学教育がよってきた由来についてもふれたい。
講義計画	数学の歴史の中で最も大きな転回点となったと思われる次の３項目をたどる。 I．ギリシャ数学── 紀元前３世紀を中心に II．微分積分学の誕生──17・18世紀の数学 III．現代数学の成立── 集合論と現代数学最後に数学と数学教育について議論したいと思います。・数学的知識は全く前提としていません。しかし全くのお話に終わらぬよう具体的問題を取り入れる工夫はしたいと考えています。・従来、情報管理学科生で「数学」の教員免許状取得を希望する学生をも対象として、上記のような内容にしてきました。「数学A」の履修者も増え、もう少し数学にふれたいという諸君を主な対象として講義内容の再検討をする時期にきていますが、本年度もう一年、従来通りの内容とします。いわゆる計算数学は扱いません。注意して下さい。
評価方法	基本的には定期試験の結果によるが、出席して話を聞いてきた人を優遇する工夫はしたい。
テキスト	特になし。吉田洋一・赤攝也「数学序説」（培風館）を参考に用いる。
その他