他の科目との関連 |
|
他学科履修 |
不可 |
副題 |
英語の語構成:「可能な語」とは何か |
講義内容 |
英語の「語」の派生を考える。統語論との接点に着目し、文と派生とには対応関係があることをみる。特に接尾辞を取り上げ、たとえば-erと−eeとが、文の要素と対応していることにより、派生した語の統語的役割や意味的を特定できることをみる。一方、文と対応関係が必ずしも持たない接尾辞、たとえば−istなどは、どのように考えればいいのか。文との対応関係のある接尾辞の分析を手がかりに、果たして同様の分析が可能なのかを考えたい。 |
講義計画 |
3年次の春学期には、テキストを用いて、形態論の基本概念、分析方法などを講義する。講義の進行にあわせた内容の論文を読み、実際の分析を検討する。その中で、各自が研究する接辞などを選び、春学期のレポートをかけるように指導する。3年次の秋学期には、形態論の理論的問題を取り上げ、春学期で取り上げた接辞の分析を再検討しながら、統語論、音韻論、意味論との関連を考えていきたい。 |
評価方法 |
クラス発表とレポートなどを総合的に判断する。 |
テキスト |
Plag; Ingo (2003) Word-Formation in English. Cambridge: Cambridge University Press. |
その他 |
|