41907 演習I
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松永 隆 |
他の科目との関連 | 外国語教育論 英語教育特殊研究(教材作成) 第2言語習得論 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 第2言語習得と英語教育 |
講義内容 | このゼミでは、応用言語学の1つの大きな分野である第2言語習得をテーマとする。外国語・第2言語習得のプロセスはどの様なものであるか? 母語の習得との違いはどこにあるか? 習得に影響を及ぼす要因には何があるのか? Successful learnersとUnsuccessful learnersにはどの様な違いがあるのか(学習方法、学習開始時期、学習スタイル、学習環境など)?この様な疑問を、特に英語の習得に関連する研究を中心に勉強しながら、いっしょに考えていこうと思う。 習得プロセスや習得状況の違いについて、心理言語学、社会言語学、神経言語学の3領域から提案されている理論の特徴と制約を比較、検討し、語学教育に対してどの様な具体的提案ができるかを考えたい。特に強調したいのは、TOEFLなどのテストの結果にみられる表面的な習得結果ではなく、そこに至るまでに経ている学習・習得の過程(process)である。 |
講義計画 | *中間言語研究(習得順序、母語の役割、など) *言語の習得環境(インプットの重要性) *第2言語学習者の個人差(年齢、個性、動機、認知スタイル、ストラテジーなど) *第2言語の習得理論(UG理論、モニター仮説など) *教室での外国語学習と言語習得(教授法・指導技術の習得への影響、習得順序、習得速度、習得レベル) *第2言語習得研究方法論 *第2言語習得データ分析法 *学習ストラテジー *コミュニケーション・ストラテジー |
評価方法 | クラスでのディスカッション、プレゼンテーション、レポートを中心に総合的に評価する。 |
テキスト | Brown, H.D. (2000). Principles of language learning and teaching. (4th ed.). Longman. 小池生夫(監修)、SLA研究会(編) 『第二言語習得研究に基づく最新の英語教育』 大修館 1994 Lightbown, P.M., & Spada, N. (1999). How languages are learned. (rev. ed.). Oxford: Oxford University Press. |
その他 |