南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
中矢 俊博
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 ケインズ経済学研究
講義内容  国民の評判が高い小泉首相の構造改革を確認する。小泉構造改革の中味である、不良債権の最終処理、財政構造改革、公共事業の見直し、特殊法人改革、社会保障制度改革、労働市場改革、地方の自立について検討していきたい。
 もっとも、私はケインズ経済学を専門しているので、構造改革と同時にデフレ対策についても真剣に論じていきたい。政府から提出されたデフレや不況を克服するための雇用創出530万人計画を検証し、それをベースにした労働市場改革の実現可能性を検討していく。
講義計画  ケインズ経済学の中心といわれている「有効需要の原理」を確認した後、各自の興味と関心に基づいて、小泉構造改革に関するレポートの作成と報告を行う。夏期休暇中には、「日本の人口問題について」「政府の雇用対策について」「民営化について」「日本の財政健全化について」「産業空洞化について」という論題で論文を執筆して頂く予定。
評価方法 レジュメの作成ならびに発表態度、書評やレポートの提出、コンパなどのゼミ行事への参加といった「ゼミへの貢献度」を総合して評価する。
テキスト 未定
その他