南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
4
担当者
CAVALLAR Osvaldo
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題  (社会学・文明論)中世期を出発点にして、法典化時代(国家の成立)に至るまで社会と法律との相互関係を廻る。
講義内容  総合政策プロジェクト研究I・IIの継続科目であり、ゼミナール形式の小人数教育のもとで、学生が選択したプロジェクト(テーマ)を完成することを目標にする。論文、調査報告書、提案報告書などの形で、設定した問題の解決に役立つように指導する。
講義計画 研究の対象
1)中世期の大学と現代の大学(比較)
2)家族制度、結婚の歴史、家長権、女性の嫁資制度
3)文学と法学(F.グイッテャルティーニ)
4)教会法に於ける裁判の手続きの発展:法の適正な手続き(英語 due process)の成立
5)武器の携行:欧州法制史に於ける武器禁止と米国の例(比較論)
6)専制主義(暴君と君主)バルトルス・デ・サッソフェラトとマチャヴェッリ
7)近代と現代の国家論(フェミニストの国家論)
評価方法 出席、研究発表、小論文(又はプレゼンテーション)の内容
テキスト M. Lupoi, The Origins of the European Legal Order (Cambridge, 1999)
K. Pennington, The Prince and the Law. Sovereignty and Rights in the Western Legal Tradition (Berkeley, 1993)
M. Bellomo, The Common Legal Past of Europe:1000-1800 (Washington, D.C., 1995)
J. A. Brundage, Law, Sex, and Christian Society in Medieval Europe (Chicago, 1987)
J. F. Gardner, Being a Roman Citizen (London and New York, 1993)
マチャヴェッリ全集

【そ の 他】英語参考文献が多いので英語の解読力が必要である
その他