11559 環境衛生学
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
3〜 |
|
成田 靖子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 食品の安全性を調べる |
講義内容 | 生物であるヒトは環境の中で生きる。健康を維持していくためには安全な水を飲み、良質な食べ物を摂取し、清浄な空気を吸い、体温を調節できる衣をまとい、安全な住まいに住むことが必要である。食べ物においては、安全性がもっとも優先されるべきで、栄養とおいしさという要件はその次になる。食べ物が我々の体内にはいるまでの間には様々な危険が待ち受けている。環境に蓄積された有害物質による汚染、食品としてできあがってから口にするまでの間の微生物による汚染、食品添加物の安全性への疑問などが考えられる。 今年度は食品衛生環境をテーマとする。実験を取り入れ、理論より実践に重きをおき、興味を持って食品の安全性の重要性を認識し、衛生管理の方法について学べるように組み立てた。 |
講義計画 | 実験を取り入れた形式とする。 受講者は化学実験にはなじみがないとして基礎からはじめる。 よって以下の実験項目を予定しているが進みかたは流動的とする。 ・化学実験の基本 実験を安全にすすめる心構え 実験器具の名称と扱い方 実験器具の洗浄法 ・食品添加物1 着色菓子に使われている天然着色料と人工着色料の判別 ・食品添加物2 ハム・ソーセージに使用されている発色剤と防腐剤の検出 ・食中毒1 からだに住みついている細菌群の検出 ・食中毒2 食品に生えている細菌群の検出と菌数計測 ・飲料水 飲料水の味・pH・濁度・溶存酵素・ミネラル含量 |
評価方法 | 出席とレポートを重視する。 |
テキスト | 開講時に指定する。 【そ の 他】白衣着用。 |
その他 |