32109 数理科学演習I 卒業研究
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必 |
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春学期 秋学期 通年 通年 |
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2 2 4 8 |
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3 3 4 4 |
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高見 勲 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | システム制御 |
講義内容 | システム制御に関する基礎理論及び制御系設計に係わる手法を学習するとともに、具体的な課題に挑戦し、システム制御理論応用力を修得し、その成果を卒業研究として纏める |
講義計画 | (数理科学演習I) 1)システム制御の意義の理解:具体例の調査とディスカッションと通して理解を深める ・産業界の具体的な実用例:航空宇宙、エネルギー、環境、ロボット、自動車等あらゆる分野でシステ ム制御技術が活用されており、世の中を支える技術であることを認識 2)制御理論の特徴的手法の調査:実用的な理論、最近の制御理論に焦点を当てる ・実用的制御理論:世の中で最も利用頻度の高いPID(比例・積分・微分)制御 ・現代制御理論:最適制御、ロバスト制御;システムとして捉える ・インデリジェント制御:ファジイ理論、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム等情報処理と 制御の融合 (数理科学演習II) 1)シミュレーション技術の習得:計算機上での解析・設計、数値実験 ・モデリング技術:実システムデータに基づく制御対象のモデリング ・コンピュータツールを用いたダイナミックシミュレーション:MATLAB/Simulinkの利用 2)実験による制御の楽しさ・難しさの体験:目で見て触って制御を知る ・倒立振子実験装置を用い、制御の理論と現実の差から、制御方式を自ら工夫する (数理科学演習III) 1)検討項目の具体化:掘り下げて検討すべき技術、対象分野の設定 2)関連分野の調査:マイクロコンピュータ等制御系構成機器と運動力学等の制御対象の特性把握 3)制御方式の検討:制御方式の特徴比較により最適な制御方式を選定し、具体化を図る 4)実験検証:シミュレーション実験、要すれば実験装置で制御性能を確認する (卒業研究) 1)テーマ選定:自ら具体的対象と適用制御技術を選定し卒業研究のテーマを設定:目的、意義、技術的 特徴の明確化、新規性、有用性、挑戦的事項等を主張できるテーマ 2)先行技術の調査:制御対象、制御方式に関する先行研究/実施例の調査、検討 3)制御系の設計:対象のモデリング、制御方式の特徴比較により最適な制御方式を選定し、具体化を図る。 4)研究論文作成:成果を纏めて論文とする。 |
評価方法 | レポート提出、授業参画の態度等から総合判断 |
テキスト | プリント配布 |
その他 |