32142 数理科学演習I 卒業研究
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必 |
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春学期 秋学期 通年 通年 |
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2 2 4 8 |
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3 3 4 4 |
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木村 美善 |
他の科目との関連 | 統計的方法I・II、数理統計学、多変量解析、データ解析、応用統計学、統計調査法を履修するのが望ましい。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 多変量解析法とその応用 |
講義内容 | 統計学、とりわけ多変量解析の理論とその実際問題への応用について研究する。多変量解析法は自然科学、社会科学、人文科学を問わず、幅広くいろんな分野の問題に適用され、その有効性と重要性がますます注目されている。こうした多変量解析の理論と手法について数学を基礎としながらきちんと理解する。そのうえで、理解した理論や手法をS-PlusやRなどの統計ソフトを用いて実際のデータや問題の分析に取り組んでいく。そして、種々の多変量データの分析を通じて、統計的センスと統計的分析能力を習得していくことがこの授業全体の目標である。多変量解析法には様々なものがあり、取り上げて学習していく手法も多いが、学習の中心は回帰分析とする。 |
講義計画 | 3年次春学期の数理科学演習Iでは、回帰分析をきちんと理解することを目的とし、線形代数などの数学にも重点を置いて学習する。共通のテキストと文献を使用し、学生全員のレベル向上をはかる。英語文献も使用する。授業は教師による講義形式と学生による発表形式を組み合わせ、議論を重視する。また、コンピュータによる実習も適宜取り入れ、学習した理論や手法の応用について考える。 3年次秋学期の数理科学演習IIでは、前半は数理科学演習Iと同じように進める。後半に入った時点で卒業研究のテーマを決める作業に入る。卒業研究のテーマは、学生と相談しながらできるだけ学生の希望に沿って決めることとし、数人での共同研究を認める。秋学期後半以降は、卒業研究のテーマに従い、個人別またはグループ別の研究指導も積極的に行う。 4年次の数理科学演習IIIと卒業研究は卒業研究を効果的に進めることを目的とし、両者を分けないで2コマ連続の授業とする。授業では、研究テーマごとに個人別またはグループ別の指導を行う。秋学期の前半は主として卒業論文中間発表に向けての指導が中心であり、後半は卒業論文の作成と卒業論文公聴会に向けた研究指導をする。 |
評価方法 | 報告内容、授業参加への姿勢、レポート、試験などを総合的に考慮して評価する。 |
テキスト | 未定 |
その他 |