00559 性と生命における人間の尊厳8、9
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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鈴木 貴之 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 生命倫理学の諸問題 |
授業概要 | 「人間の尊厳」に関連して、性や生命の問題を倫理の観点から考察する。そのために、従来の生命観がいかなるものであったかを検討し、また現代を性と生命に対する考え方が著しく変化しつつある時代として捉え、この変化に関わるさまざまな要因、たとえばジェンダーの問題や性意識あるいは結婚観の変化を考察し、また急激な進歩を遂げている生命科学や医療技術のあり方、そしてそれに呼応するかたちで展開している生命科学論や生命倫理学の内容がいかなるものであるかを検討する。 |
学修目標 | 現代の医療技術にはどのような倫理的問題があり、それぞれの問題にはどのような考え方があるのかを理解する。 |
授業計画 | 現代医療技術の発展はわれわれに豊かな生活をもたらしたが、同時にさまざまな問題を生み出した。この授業では、以下のような諸問題について考察していく。 1 イントロダクション(1)倫理学とは? 2 イントロダクション(2)倫理学の基本的な考え方 3 妊娠中絶 4 体外授精 5 遺伝子技術とクローン 6 優生学 7 安楽死 8 臓器移植 9 インフォームド・コンセント 10 パターナリズム 11 医学における実験 12 医療経済 13 まとめ |
評価方法 | 学期末に行う筆記試験の成績に、各回に提出してもらうコメントの評価を加味する。 |
テキスト | 特定のテキストは用いないが、授業の中で参考文献を適宜紹介していく。 |
その他 |