06352 生命観と環境観の変遷1、2
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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横山 輝雄 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 進化論と人間の問題 |
授業概要 | 進化論が科学的な形で成立したのは19世紀のダーウィン以降であるが、自然界における人間の問題は、それ以前に古代から議論されてきた。人間を「高等」動物としてとらえたり、「存在の連鎖」の中に位置づけたりすることがヨーロッパで行われていた。それに対して、日本や中国などの東アジアでは、それとは異なった自然観があり、進化論の受容に影響を与えている。本講義では、進化論を比較文化的な観点から考えていく。 |
学修目標 | 進化論が科学の中でどのような性格をもっているのか、人間観、環境観とどうつながっているのかを学ぶことが学修目標である。 |
授業計画 | 1.生物学の歴史における進化論 2.古代中世の生命観 3.近代の生物学と進化論の先駆者 4.ラマルクと進化論 5.ダーウィンの進化論 6.社会進化論 7.進化論と宗教 8.進化論と遺伝学 9.進化総合説の成立 10.現代進化論の理論的諸問題 11.社会生物学論争・創造説論争 12.日本における進化論と環境観 |
評価方法 | 主として定期試験(筆答)による。 |
テキスト | |
その他 |