南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	秋学期
単位	２	年次	2〜4
担当者	坂下　浩司

他の科目との関連	「古代哲学史I」をあわせて受講するのが望ましい。
他学科履修	可
副題	古代ギリシアの哲学者たちはどんな問題に取り組んだか、どのように考えたか。「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」を中心に。
授業概要	授業の趣旨は「I」と同じです。
学修目標	「II」では、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの思想に親しみ理解することが目標です。
授業計画	（１）ソクラテス・その１−生涯、さまざまな伝承（２）ソクラテス・その２−神託の謎と無知の自覚（３）ソクラテス・その３−魂への気遣い（４）プラトン・その１−生涯、著作形式（対話編）、勇気とは何か：初期著作『ラケス』について（５）プラトン・その２−正義と幸福：初期から中期への移行期の著作『ゴルギアス』について（６）プラトン・その３−想起とイデア：中期著作『パイドン』について（７）プラトン・その４−イデア論の展開、難問と対処：中期著作『国家』と後期著作について（８）アリストテレス・その１−生涯、著作形式（講義ノート）、万学の祖（９）アリストテレス・その２−自然の探求と存在の問い：自然学と存在論（10）アリストテレス・その３−人間の本性と行為：倫理学と政治学
評価方法	何回か短い感想を書いてもらいます。出席が前提となります。学期末に筆記試験があります。
テキスト	荻野弘之『哲学の饗宴　ソクラテス・プラトン・アリストテレス』、NHKライブラリー、2003年。
その他