23376 コミュニケーション論
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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加藤 隆雄 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | コミュニケーションの社会学 |
授業概要 | コミュニケーションは一般に行為者相互の意思伝達と考えられている。しかし、それを可能にするものは何なのか、またそもそもコミュニケーションは可能であるのか、もし可能であるとしたらどのような意味においてであるのか−このような問題設定のもとに言語学・哲学・社会学・心理学・精神医学・マスコミュニケーション論などの研究を概説する。以下の(1)〜(7)のテーマについて講義を行う。(1)コミュニケーションとは何か、(2)コミュニケーションと言語、(3)日常的コミュニケーション、(4)コミュニケーションの社会的基盤、(5)コミュニケーションの起源、(6)ディスコミュニケーション、(7)マスコミュニケーションと現代におけるコミュニケーション。 |
学修目標 | コミュニケーションについての基本的概念を学ぶことを通じて、その本質について考察する。 |
授業計画 | (1)コミュニケーションとは何か コミュニケーションの定義/コミュニケーションの諸領域/コミュニケーションのモデル (2)コミュニケーションと言語の理論 生成文法/言語相対性仮説/シニフィアン/差異/記号生産 (3)ウィトゲンシュタイン 論理言語/言語ゲーム/家族的類似/私的言語 (4)日常言語の哲学 不適切性の理論/発話内行為/発話内効力/協調原理/系統的に誤解を招く表現 (5)コミュニケーションの社会学(1) ミード〜相互作用論 有意味シンボル/相互作用としての社会/自己相互作用 (6)コミュニケーションの社会学(2) ゴッフマン 自己呈示/印象操作/儀礼的無関心/フレーム (7)コミュニケーションの社会学(3) シュッツ 現象学/視界の相互性/レリバンス/多元的現実 (8)コミュニケーションの社会学(4) ガーフィンケル エス/メソドロジー/ブリーチング/インデックス性/ドキュメント的解釈 (9)コミュニケーションの社会学(5) 会話分析 話者交替システム/隣接対/優先組織/メンバー特定化装置 (10)母子相互作用とコミュニケーションの起源 一語文/象徴機能/やりとりゲーム/幼児誘発性社会行動/過剰解釈 (11)ディスコミュニケーションとコミュニケーションの病理 ジェンダー/階級文化/ダブルバインド/うそつき/自己言及性 (12)マスコミュニケーションの理論 擬似環境/擬似イベント/二段階の流れ/麻酔的逆機能/アジェンダ設定 (13)現代におけるメディアの理論 マクルーハン理論/ヴァーチャル・リアリティ/シミュレーション (14)現代社会におけるコミュニケーション コミュニケーション不全症候群/ポストモダン/コミュニケーション的行為 |
評価方法 | 出席及び定期試験。 |
テキスト | 特に用いない。参考書は講義時に指示。 |
その他 |