他の科目との関連 |
言語学の基本的知識があることが望ましい。 |
他学科履修 |
可 |
副題 |
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授業概要 |
心理言語学の三つの主要な分野である、言語獲得、文(章)理解、産出の諸問題について考察する。他の分野(統語論、音韻論、意味論、形態論、神経言語学、人工知能研究)との関連についても言及する。 |
学修目標 |
「人間の心に内在する言語知識とは、どのようなものなのか」について、考えることのできるようになることを目標とする。具体的なトピックを取り上げながら、言語知識の構造とメカニズムや、言語運用のメカニズムについて考えることによって、人間とは何か、サルと人間を分けるものは何かについて、自分なりの考えを持てるようになることをめざす。 |
授業計画 |
認知と言語との関連について、「言語習得」と「言語障害」の視点から、言語のモジュールの独立性について考察する。其の上で、心理言語学の主要な柱である文法獲得、文(章)理解、産出の諸問題について、重要な論文を概説する。 |
評価方法 |
各学生の興味に応じ、言語に関する研究題材を選び、(1)先行研究を調査し、(2)仮説をたて、(3)データを採集、整理し、(4)文法理解の枠組みで分析し、(5)論文としてまとめて提出する。 |
テキスト |
授業時に指定する。 |
その他 |
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