南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
可知 正孝
他の科目との関連
他学科履修
副題  詩人ハイネとその代表作『ドイツ 冬物語』
授業概要  ハイネの長編叙事詩『ドイツ 冬物語』を講読します。
 この作品は全27章503節、2012行から構成されています(テキスト本文105頁+付録・註)。毎時間、講読、そして各詩節・各章の理解に重点を置き、調査・解説を加え、授業を進めます。
 12回の授業では、27章全部を読み切れないでしょうが、この有名な叙事詩の特徴と傾向、その把握、その魅力に、学生のみなさんは肉迫できる、と確信します。
学修目標  1)ハイネの長編叙事詩『ドイツ 冬物語』の講読とその理解。
 2)上記を通して、詩人ハイネの理解と当時の時代の把握。
授業計画  1)あらかじめ、テキストの各部分とその訳者の学生を指名しておきます。学生が読み、日本語に訳し  ます。
 2)その後、教員が読み、邦訳することを基本とします。
 3)パリからの、ハイネのドイツ旅行から誕生した詩群とはいえ、政治詩を基本的性格としているので、  考察・質問・参考文献活用などに時間をとりつつ、叙事詩の内容理解に力を注ぎます。
評価方法  平常点(出席等)と筆記試験。
テキスト  Heinrich Heine:Deutschland.Ein Winterm較chen. dtv. Bibliothekder Erstausgaben. ISBN 3-423-02632-4.
その他