11456 総合政策論III(労働問題と政策)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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3〜 |
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村松 久良光 |
他の科目との関連 | 労働経済論、マクロ経済学、経済政策論、総合政策論I(現代企業論)、総合政策論II(人的資源論)、日本経営論、経営労務論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | わが国や企業が直面する政策上の課題の中で、雇用調整と失業、中小企業労働者:企業規模間の格差、女性労働者の雇用と賃金、高年労働者の雇用と賃金、若年失業・フリーターなど、現代の労働に関する諸問題を取り上げる。まず、問題の所在を国際比較しながら実態に基づいて共通点と差異点を明らかにする。その上でそのような差異に関する仮説を考察し、主として人材形成の視点から政策のあり方を考察する。 |
学修目標 | 仕事をめぐる具体的な問題について、「知的熟練の形成」という視点から考えさせる。 |
授業計画 | 下記のテキストに沿って説明し、最近の事例などを適宜追加する。 1 オリエンテーション:知的熟練 2 長期雇用と解雇 3 解雇のコスト、日本の解雇 4 現代の理論 5 キャリアの組み方 6 中小企業労働者、7 起業 8 女性労働者 9 パート労働者 10 高年労働者 11 フリーター 12 海外の企業 13 まとめ |
評価方法 | 授業への参加熱心度を加味し、筆記の定期試験の成績によって評価する。 |
テキスト | 小池和男『仕事の経済学 第3版』東洋経済新報社、2005年3月 図表を見て説明するため、授業には必ず持参すること。 |
その他 | この授業ではテキストの後半部分を用いる。前半部分は「労働経済論」(秋学期、2年次以降)において使用している。「労働経済論」を履修していない場合にもこの授業を履修することは可能であるが、あらかじめ、テキストの前半部分を自習して参加することが望ましい。 |