11607 労働経済論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜 |
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村松 久良光 |
他の科目との関連 | マクロ経済学、総合政策論I(現代企業論)、総合政策論II(人的資源論)、総合政策論III(労働問題と政策)、日本経営論、経営労務論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 仕事をする能力、とくに、企業などの組織で重要な判断を必要とする能力がいかに形成されるのかという視点から、労働市場および企業内の雇用システムのあり方を国際比較し検討する。テキストに従って、知的熟練の理論、生産職場における技能形成、生産現場における雇用システムの日米比較、大卒ホワイトカラーの雇用システムに関する国際比較、賃金の上がり方と決め方の国際比較、日本方式の海外通用性などのテーマについて事例を示しながら学ぶ。 |
学修目標 | 生産現場における仕事能力と、反通説的な小池説の理解を目標とする。 |
授業計画 | 基本的には下記のテキストに沿って説明し、統計資料や事例を参考資料として追加して進める。 1 オリエンテーション…さまざまな労働者グループ 2 知的熟練 3 技能形成における統合方式と分離方式 4 日本の大企業労働者のキャリア 5 アメリカ大企業労働者のキャリア 6 労働組合について 7 段階論について 8 大卒ホワイトカラーの人材開発 9 報酬pay−年功賃金か 10 日本の決め方 11 成果主義について 12 日本方式の海外通用性 13 まとめ |
評価方法 | 授業への参加熱心度を加味し、筆記の定期試験の成績によって評価する。 |
テキスト | 小池和男『仕事の経済学 第3版』(東洋経済新報社、2005年3月) テキストの図表を見て説明するため、必ずテキストを持参すること。 |
その他 | この授業ではテキストの約半分しか使わないが、後半部分については3年次秋学期に開く総合政策論III(労働問題と政策)のテキストとして利用する。 |