南山大学　シラバス検索用

指定	必	期間	春学期秋学期
単位	２	年次	3
担当者	佐々木　克巳

他の科目との関連	数理科学演習IIを履修するためには、数理科学演習Iを履修していなければならない。
他学科履修	不可
副題
授業概要	自ら選んだ専門領域について、指導教員のもとで一層深く学ぶ。知識を教授されるだけでなく、自ら調べ検討し発表することが要求される。
学修目標	１．数理情報に関する技術や研究の背景、および、解決すべき諸問題の重要性を理解している。２．課題解決に必要な文献調査を行い、その内容を理解し、問題解決に利用することができる。３．デザイン能力を活用して、専門分野の知識を研究活動へと応用することができる。４．論理的表現による文章を用いて研究内容を報告し、質問に対して適切に答えることができる。
授業計画	証明・推論を対象とした形式化の意味と形式化の方法の例を学び、実際の証明との関係を体験する。数理科学演習Ｉ　第１週〜第４週　数学における証明などから、いくつかの推論を各自で体験し、授業でその内容を紹介する。第５週〜第９週　推論の共通パターンを抽出し、それらの導出関係を整理する。第10週〜第14週　推論の共通パターンを用いて、実際の証明を表現し、発表する。第15週　４年生の卒業研究内容把握に務める数理科学演習II 第１週〜第３週　シークエントによる形式化の方法を学ぶ第４週〜第６週　シークエントによる形式的な証明と実際の証明との関係を理解する。第７週〜第14週　実際の証明において、シークエントがどのように現れるのかを各自で体験し、授業で発表する第15週　４年生の卒業研究内容を踏まえ、卒業研究の題材を定める
評価方法	レポート50%、プレゼンテーション50%により評価する。レポート作成、OHPやパーソナルコンピュータなどを用いた発表方法なども評価の対象となる。
テキスト	適宜プリントを配布する。必要に応じて、教科書を使用する。
その他	この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース（情報通信学科・情報システム数理学科）」の学習・教育目標に対応する。（F）、（G）