00502 宗教に見る人間の尊厳2、3
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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大森 正樹 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 宗教的人間論と現代(特にキリスト教に定位して) |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」を宗教の視点から考察する。そのために、キリスト教を始めとする様々な宗教思想や宗教的実践のなかに見出される人間理解、すなわち、人間とは何か、人間の生の意味とは何かといった根本問題について学び、絶対者ないし究極的存在との関わりにおいて、また他者との関わりにおいて生きる人間のあり方とはいかなるものであるかを考察する。 |
学修目標 | 様々な宗教、そして特にキリスト教を通して人間のとらえ方を学び、あるいは可能なら学生相互の討論を通して、この混迷する世界の中で、人間としてどう生きてゆけばよいかを、少くとも自分の問題として考えてゆけるようになることが目標である。 |
講義計画 | イントロダクション A)キリスト教以外の宗教に見る人間観 1)仏教 2)儒教 3)ユダヤ教(旧約聖書) 4)イスラーム教 B)キリスト教的人間論 1)神の像である人間 2)罪の問題(原罪、その他) 3)イエスのメッセージ 4)人間の可能性 C)現代におけるキリスト教の模索 1)人間疎外と技術の問題に対して 2)解放の神学 3)差別問題に対して |
評価方法 | 授業科目履習規程第16条により、授業総時間数の3分の1を超えた場合、欠席過多になり、単位は与えられない。 上記以外の人は出席状況20%、定期試験80%により評価する。 |
テキスト | 特に用いない。必要なときはプリントして渡す。 |
その他 |