21321 キリスト教芸術A(イコン)
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
1〜4 |
|
大森 正樹 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | イコン−神秘の美 |
講義内容 | まずキリスト教芸術とは何であるかを考察し、その後、キリスト教芸術の一つの分野である宗教画を取り上げる。そして特に「東方キリスト教」に固有な宗教画である「イコン」に注目し、イコン容認の基礎となる神学、哲学および西方キリスト教の宗教画との相違を考察する。加えて、イコンの樣々な種類、例えば、キリスト、マリア、諸聖人、典礼暦のイコンの各々について概説し、イコンを鑑賞する。 |
学修目標 | 東方キリスト教やイコンについて理解を深め、最終的にイコンが現代の我々に与える精神的意義を会得することが目標である。 |
講義計画 | 1.キリスト教芸術とは? 2.東方キリスト教概説 3.イコンとは 4.イコンの神学・哲学 5.イコノクラスムの問題 6.西方キリスト教の宗教画 イコン各論 7.マリアのイコン(お告げ) 8.しるしの聖母 9.イエスとマリアの諸型 10.キリストの誕生 11.手で描かれざるイコン 12.全能者キリスト 13.復活のイコン 14.イコンの意味と現代人にとっての価値 |
評価方法 | 出席状況20%、レポート80% |
テキスト | |
その他 | 参考書:M・ジョヴァンナ・ムジ著、大森正樹訳『美の信仰−イコンによる観想−』新世社、1994年、2900円。 |