23616 心理教育統計法I、II
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選 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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脇田 貴文 |
他の科目との関連 | 心理教育統計法IIは、心理教育統計法Iが履修済みであること(必須条件) |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | Iでは、心理学・教育学の実施・調査研究を行う際に必要となる統計的手法の基本的な技法および考え方について、平均、分散、標準偏差、相関係数、その他の関連性を表わす指標、直線回帰、および多変量解析法の中の重回帰分析と因子分析を取り上げ、記述統計的な側面について解説する。 IIでは、心理学・教育学の実施・調査研究を行う際に必要となる統計的手法の基本的な技法および考え方について、確率変数と確率分布、標本分布、仮説検定の考え方、仮説検定の実際というトピックを取り上げ、解説する。 |
学修目標 | 心理学・教育学の研究で利用される統計的手法の“考え方”あるいは“筋道”のより深い理解を目指す。これにより、データ分析における統計的手法の選択、指標の適切な解釈を行うことができるようにすることを目的とする。 |
講義計画 | 心理教育統計法I 得られたデータの特徴を記述するための統計的方法を取り上げる。 1〜3 基本的な統計量(平均・分散・標準偏差など) 4〜6 2つの変量間の関係を表す統計指標(相関係数・φ係数など) 7〜8 相関比 9〜10 回帰分析 11〜12 因子分析法 13〜14 古典的テスト理論 15 まとめ 心理教育統計法II 得られたデータを基により一般的な結論を導くための統計的方法を取り上げる。 1〜3 確率変数と確率分布(確率変数の定義・二項分布・正規分布など) 4〜7 標本分布(χ2分布・t分布・F分布など) 8〜10 仮説検定の基礎 11〜13 仮説検定の実際(t検定など) 14〜15 まとめ なお講義時には数式を使用せざるを得ないため、高校時代に数学が嫌いだった人は若干の努力が必要になります。ただし、数学が得意だったか、苦手だったかは関係ありません。大切なのは、毛嫌いしないことです。授業では、基礎から解説を行うとともに、できる限りイメージで理解できるように配慮します。 |
評価方法 | 主として筆記試験による。詳細は授業時に説明する。 |
テキスト | 特に指定しない。講義時に教材プリントを配布する。また、参考文献等は授業時に紹介する。 |
その他 |