24536 言語分析A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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籾山 洋介 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 現代日本語の意味論 |
講義内容 | 主に現代日本語を素材として、言語学の一分野である「意味論」を基礎から学び、特に「類義語」および「多義語」の分析方法を身につけることを目指す。なお、類義語とは、「話す/しゃべる/言う/述べる/語る」「準備/用意/支度」「やっと/ようやく/ついに/とうとう」などのように、意味の類似した複数の語のことであり、類義語の分析とは、意味の違いを明らかにすることである。多義語とは、「この部屋は明るい/花子は明るい性格だ/花子はこの辺りの地理に明るい」における「明るい」のように、複数の異なる意味を持ち、その複数の意味に関連がある語のことである。また、多義語の分析とは、個々の意味を明らかにしたうえで、複数の意味の関係を明らかにすることである。 |
学修目標 | 1.意味論の基礎を身につける。 2.意味分析の方法を身につける。 3.類義語の分析方法を身につける。 4.多義語の分析方法を身につける。 |
講義計画 | 1〜4.意味論の基礎(語と語の意味関係/語の意味の内部構造/意味分析の資料/意味分析の一般的手順) 5〜7.認知意味論の基礎(言語の基盤としての認知能力の諸相/意味の多面性) 8〜11.類義表現の分析(類義語の分析/認知言語学における類義表現の分析) 12〜14.多義語の分析(意味拡張の仕組みとしての比喩/多義語の分析) |
評価方法 | 平常点(出席・授業への貢献度):30%、レポート(2回の予定):70パーセント。 |
テキスト | プリントを配布する。 |
その他 | 受講者は、意味論に関する予備知識は必要としないが、基礎的な知力(話を理解する能力、順序立てて物事を考える能力など)を有し、授業における基本的なマナーを身につけていること。 |