南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
4
担当者
六川 雅彦
他の科目との関連 「日本語教授法」「日本語教育文法」など日本語教育に関する科目を履修済みであること。又、「日本文化学演習I」で日本語教育専攻であること。
他学科履修 不可
副題
講義内容  基礎日本語教育の段階で4技能を総合的に教えるための授業前の準備、教室指導、そして授業後の評価という流れで具体的な作業を検討する。特に指導項目についてはその練習方法を考案し、教案作成へとつなげていく。実習に近づけるために模擬授業を通して教え方を研究する。今年度は、初級レベルの日本語教育に焦点をあてて、その指導法を検討していく。本学の別科留学生の日本語教育にふれたり、会話パートナーを通して日本語学習者の日本語能力を理解していく。尚、実地研究のため履修人数を15名前後とする。
学修目標 今まで身につけた日本語教育に関する知識を基礎にして、実際に日本語を母語としない学習者にどのように教えていくかを実地に体験し、日本語教育の醍醐味に触れ、よりよい日本語教育の方法についての理解を深めることを学修目標とする。
講義計画 1〜8.基礎日本語文法の検討
    教室での指導法及び教具の使用法の検討
    模擬授業と授業見学
9〜14.教案作成
    教壇実習
15.  教壇実習を基にレポート作成
評価方法 出席+参加(出席80%、参加20%)    30%
教壇実習・模擬授業(とその前後の課題) 50%
期末レポート              20%
テキスト 特に指定しないが、以下の参考図書の内容を理解していることが望ましい。

参考図書

三牧 陽子著『日本語教授法を理解する本、実践編』 バベル・プレス
坂野永理他著『げんき: An Integrated Course in Elementary Japanese I』ジャパンタイムズ
その他