40166 国際関係論
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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藤本 博 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 現代国際関係の「平和学」 |
講義内容 | 現代における国際関係の構造と動態について考察する。講義では、第一に、「戦争と平和」をめぐる諸問題、第二に、「現代戦争」の歴史と日本をめぐる諸問題を中心にとりあげてみたい。また、随時、時事解説を行う。 |
学修目標 | 1.現代国際関係の基礎知識の習得 2.国際関係を受動的に学ぶのではなく、現代の国際関係の今日的課題に関する問題解決の展望と自らの関 わりについての認識を深める。 【講義計画】1. I「戦争と平和」の現状---「9.11」以後の世界と「暴力の連鎖」 2〜3.II現代世界の「歴史的文脈」と平和の構想力--「ヒロシマ・ナガサキ」の問い III現代世界における戦争・戦争被害(者)と和解・共生 4. (1)ヴェトナム戦争----ヴェトナム戦争の中の「ソンミ」 5. (2)ヴェトナム戦争を超えて---「他者」への眼差し、和解・共生 6〜7. (3)湾岸戦争、イラク戦争と劣化.ウラン被害 IVグローバル・イッシューの諸相 8〜9. (1)核不拡散 10. (2)貧困 11. (3)難民 12〜13.V「地球市民社会」の形成 14. VI現代国際関係と日本の役割 15. 定期試験 |
講義計画 | |
評価方法 | 随時課すレポート50% 定期試験50% |
テキスト | 児玉克哉・中西久枝・佐藤安信『はじめて出会う平和学---未来はここから始まる』 (有斐閣、2004年)。 |
その他 | 上記のテキストは南山大学紀伊国屋ブックセンターにて購入のうえ、初回の講義の際に持参すること。 |