42341 ラテンアメリカ経済史
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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富野 幹雄 |
他の科目との関連 | ラテンアメリカの経済 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 新大陸の発見に先立つ大航海時代から、ブラジル史の現代に入る時期まで経済活動の動向について、とくに経済構造の形成という視点を主軸として講義する。また、秋学期に講義する予定のブラジルにおける人種問題の原点をなすと思われる奴隷制度を巡る諸問題に関しても話す予定である。 |
学修目標 | 先ず第一に、「現代ブラジル経済」を理解するのに必要な基礎的知識を与えることを目標にする。さらに同国の文化・人種関係の理解に欠かせない歴史的な背景をなした種々の社会・経済的事象についても考察する。 |
講義計画 | 以下の2つの時代に大別して、ブラジルの社会・経済の形成について、講義する予定である。 植民地時代 1. ブラジルの「発見」 2. ポルトガル領アメリカの誕生 3. 砂糖生産の発展 4. 奴隷制度の成立 5. オランダによる占領 6. 重商主義政策の強化 7. 金鉱の発見 8. ポルトガル植民地体制の危機 9. 独立への序曲 帝政時代 10.第一帝政時代 11.摂政時代 12.第二帝政時代 13.奴隷貿易の禁止 14.奴隷解放と外国移住者 15.奴隷の待遇 |
評価方法 | 学期末の筆記試験あるいはレポート提出。 |
テキスト | 『ブラジル研究入門』(晃洋書房)と配布プリント。 |
その他 |