南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
篠田 一夫
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容 通訳養成学校で実際に使われているさまざまな訓練法(シャドーイング、リテンション、サマライゼーション、ノートテイキングなど)を主に、それに加えてシャンソンのリスニング、大きな数に慣れる訓練など用いて、フランス語を聞き取って理解する力とそれを日本語に通訳する力を高めます。主としてフランス語から日本語への通訳訓練を行います。
通訳をするには、単に受動的にフランス語が理解できるだけでは充分ではありません。理解した内容を、今度はすぐに日本語で積極的に発表する能力が求められます。しかも翻訳のように考えている時間はありませんので、集中力と俊敏な反射神経が要求されます。この授業ではこうした能力の訓練を行います。
また実際に仕事として通訳をする場合の心構えや、現場で起こるいろいろな問題にどう対処するかといったことについてもお話しします。
学修目標 簡単な内容の話題が同時通訳や逐次通訳できるようになること。
講義計画 1.  通訳とはどんな仕事かということについて、全般的なことをお話しします。
2〜14.始めは簡単な口慣らし、耳慣らしから始めます。訓練の中心は大きな数の訓練、リテンションとシャドーイングとし、少しずつサマライゼーションやパラフレージングなどを取り入れていき、その後ノートテイキングにも慣れるようにしていきます。最後には実際のフランス人のインタビューなどの通訳にも挑戦したいと考えています。
15.  定期試験
評価方法 定期試験の成績による。
テキスト 必要に応じてプリントを配布する。
その他 録音のためにMDを使用するので準備すること。またメモを取ったり、ノートテイキングのための白紙と、その台になるようなクリップボードも用意することが望ましい。