44367 演習III、IV
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必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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4 |
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林田 雄二 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
講義内容 | 演劇は、常に、ヨーロッパ文化にとって欠くことの出来ない重要な構成要素であり、世紀ごとにヨーロッパの民衆に対してー崇高な者から滑稽なものに至るまで、尽きることのない変化の中でー人間の生存のための根本的な役割を果たしてきた。演劇はヨーロッパ諸民族の生活において、自己認識、自己理解、自己修正の足がかりを作る重要な機関の一つでもあった。ゼミでは、春学期にはドイツ演劇の歴史を概観し、秋学期には、18世紀から19世紀初頭に至るまでの幾つかの作品をピックアップし、作品が書かれた時代背景、社会背景に留意しながら解釈していく。とりわけ、Heinrich von Kleist(1777〜1811) の作品に、重点を置く。卒業論文のテーマは、ゼミのテーマから外れてもかまわない。適宜指導する。 |
学修目標 | 1.ドイツの演劇作品に親しむ。(まず、和訳された作品を多数読む。) 2.ヨーロッパ・ドイツ演劇史を概観する。 3.18−19世紀初頭に至るまでのドイツ史を概観する。 4.当時のドイツ社会についての大まかな知識を得る。 5.Heinrich von Kleist の生涯と作品 6.卒業論文を書く |
講義計画 | 1.ドイツ演劇史概観 2.18、19世紀のドイツ 3.18、19世紀のドイツの社会 4.演劇作品の解釈法入門 5.Heinrich von Kleist の作品解釈 6.卒業論文指導 |
評価方法 | 1.卒業論文60% 2.必読指定作品を読む20% 3.口頭発表10% 4.講義への積極的な参加10% |
テキスト | 適宜プリントを配布 |
その他 |