81194 契約法
|
選 |
|
春学期 |
|
4 |
|
2〜4 |
|
伊藤 司 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 民法第三編債権のうちの第二章「契約」の部分を概説する。契約は我々の身近でもたくさん行われている。この部分においては、売買、賃貸借等の身近な問題を取り扱うことになり、ある意味で取りくみやすい部分である。しかしながら、民法学の一部として契約法は、最近学界での議論が非常に盛んな部分であり、理論的にも難しい問題がいろいろある。そのため、講義すべき内容は非常に多い。したがって、詳細に取り扱うべき部分はもちろんそのように取り扱うが、省略してもかまわない部分は大胆に省略することになろう。また、できる限り最新の情報(特に判例・学説)を提供しつつ、民法の解釈の実際にふれてもらうようにし、具体的問題についての解決をいかに定立するかについて考えてみたい。 |
学修目標 | 民法第三編第二章「契約」についての概括的な知識を得るとともに、条文を使用して、現代における様々な契約の問題の解決を図る能力を養う。 |
講義計画 | 1. 契約法序説および売買 2.〜6. 売買の成立 7.〜10. 売買の効果 11.〜13. 売買の解除 14. 特殊な売買など 15.〜16. 賃貸借の意義と成立 17.〜19. 賃貸借の効力 20.〜23. 賃貸借の終了 24. 賃借権の対第三者に対する効力 25. 消費貸借 26. 雇用、請負、委任など 27. 組合など 28. 贈与、使用貸借 |
評価方法 | 定期試験の結果ならびにレポート等の評価による。 |
テキスト | 開講時に指示する。 |
その他 |