南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1〜
担当者
水谷 重秋
講義題目 財政学(租税原理の研究)
開講キャンパス
講義内容 (春学期)近年、経済成長の鈍化に伴って租税原理が大きく変わりつつある。公平性重視から中立性重視への移行であり、所得税の累進税率のフラット化や消費税増税という形をとった税制の変更である。そのような現実を踏まえ、効率と公平あるいは公正という価値基準の相互関連性を考えながら望ましい租税原理を探求していく。
(秋学期)個別に修士論文の経過報告を行う。
学修目標 春学期は、下記テキストを利用しつつ望ましい租税原理を考える。秋学期は、修士論文の暫定的なテーマについて研究報告を行う。
講義計画 (春学期)下記テキストを輪読する。各章の配分は下記のとおりである。
 第1週〜第2週 租税論の体系と租税原理
 第3週〜第4週 戦後の租税研究の系譜
 第5週〜第8週 税の公平・公正
 第9週     税制の変遷と改革
 第10週〜第14週 租税論の課題と挑戦
(秋学期)修士論文の暫定的なテーマに関する研究経過をゼミで報告する。
評価方法 春学期の発表内容(50%)と秋学期の報告内容(50%)とを合わせて評価する。
テキスト 牛嶋正『租税原理—課題と改革』有斐閣、2004年。
その他