11535 法政策比較論
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
3〜 |
|
松倉 耕作 |
他の科目との関連 | 現代家族と法、民法 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 1 ドイツ、スイス、オーストリアなどの法制及び法文化の違いを論じる。扱う内容としては、スイス民法を軸にすえ、他の3国と比較しながら進める。扱う項目としては、立法過程の違い、特定項目を例にとり各国での扱いの違いを比べることを講義する。特定の項目の例としては、妻の地位の違い、離婚の領域での違いを通じて、背景にある文化の違いを考察することを目指す。 2 PCを用いて、アジア法、欧米法へアクセスする(5時間を予定)。 3 文献の探しかた、PCを用いて、国会図書館やWeb Cat Plusなどにアクセスして、文献を探し出すことを実習します。 |
学修目標 | とくに下記の3点に重点をおいて講議します。 (1)日本の民法の母法であるヨーロッパ法の進化と展開。 (2)わが法が学ぶべき制度の内容。 (3)わが国に取り入れるさいに、留意すべき点。 |
講義計画 | とくに親子関係の比較に8時間、PCを用いた外国法へのアクセスを5時間程度行う予定です。最後の項目の授業では、「アジアの法律」、「ヨーロッパの法律」、「英米の法律」などにつき、法律の見つけ方、法律書を入手する方法などについても触れる予定です。 (1)〜(3) イントロ、文献の探し方の実習。 (4)〜(10) 親子関係について、とくにオーストリアと比較します。 最近話題の人工受精や体外受精(向井あき事件)にも触れます。 ⑪ 新聞の検索方法。 ⑫〜⑭ 比較の方法、比較のあるべき姿、PCを用いた外国法へのアクセスなど。 ⑮ 総括。 |
評価方法 | 試験(70%)、平常点(10%)、小テスト(20%)。 |
テキスト | (1)随時、プリントを配布する。 (2)松倉耕作『オーストリア親子法』2003年、嵯峨野書院。 |
その他 |