94016 公共政策論
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選 |
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秋学期 |
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遠藤 宏一 |
講義題目 | 現代的公共性とは何か |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス サテライトキャンパス |
講義内容 | 総合政策学部における「総合政策論I(公共政策論)」の講義を基礎的な前提として、公共政策の政治経済学の理論と歴史、現代経済社会における「公共部門」の役割と公共性の序列・政策デザイン等の原理問題を深めること、かつ現代日本における主要な公共政策を各論的・実証的に考察することを目標にして、基本的な講義とそれに関連する学際的領域にわたる諸論稿の演習(受講者の報告と相互討論)という形式で進める。 |
学修目標 | 公共政策は、市場における交換プロセスで解決できない社会問題を、政府を中心とした公共プロセスを通じて解決を図るものであり、その目的は公共的利益の増進にある。本講義では、公共性とは何か、交換プロセスと公共プロセスの違い、公共政策の形成過程、よりよい政策の選択、政策評価の制度と方法等の諸問題を、理論と実際の両面から検討し、あわせて政策過程の改善策について考察する。 |
講義計画 | *以下のテーマに関して、各2週に渡り、最初の週にテキストに基づく講義、次の週に学際的領域から選んだ論稿に関して受講者の報告と討論による演習を交互に行う。 1.現代的公共性とは(その1)─公共政策の危機— 2.現代的公共性とは(その2)─公共性の序列・混合財・政策デザイン— 3.日本型公共政策 4.国土・都市・農村と地域政策 5.環境保全と公共政策 6.分権型福祉社会の創造 7.維持可能な社会をめざして |
評価方法 | 出席状況(20%)とレポート(80%)。 |
テキスト | ☆基本テキスト(講義) (1)宮本憲一(1998)『公共政策のすすめ─現代的公共性とは何か─』有斐閣 ★参考テキスト (2)宇沢弘文(2000)『社会的共通資本』岩波新書 ●演習テキスト(論文抜きづり等、随時コピーして配布) |
その他 |