94525 研究指導II
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必 |
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秋学期 |
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上野 宏 |
講義題目 | [国際政策領域] 国際開発経済論 |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス |
講義内容 | 研究指導IIにおいては、指導Iで取得した政策研究に必要な基礎知識と問題把握や政策立案スキルに基づき、夏休み最後に提したプロスペクタス第1案に基いて、修論テーマの分析作業を開始する。冬休み明けには、第1回修士論文(部分)を作成・提出する。政策課題に対してどのような解決策が妥当なのかという観点と、政策分析のための分析枠組みの構築とその実践方法を指導する。 |
学修目標 | 第1には、修士論文テーマの最終決定を目的とする。その為の指導を行う。 第2には、基礎知識・概念・方法の学習・蓄積の第2期とする。それへの指導を行う。計量経済学の実践的学習を中心とするかも知れない。 |
講義計画 | 1〜2.修論計画書(プロスペクタス、prospectus)の第1案を発表してもらう。 3〜5.「論文の書き方」の講議。 6〜7.先輩論文又は専門研究論文の読解・発表。 8〜14.プロスペクタス1に従い、各自の作業と中間発表。自己の修士論文のテーマ即ち、対象とする途上国、対象とする経済部門(sector)、対象とする問題、分析・アプローチの方法論、分析するための理論的枠組み、モデル、実証方法、データ採集方法、模範論文、基礎文献、参考文献、の設定を行い、深化させていく。 中間発表のない期間は、第2目標の為に、春学期の基礎文献の講読・発表・質疑・討議・コメントを継続する。必要に応じて、途上国経済政策分析に使われるモデル(RMSMモデルやFinancial Programming Model等)の概観を行う。 15. プロスペクタス第2案作成・提出。次年の1月末には第2案を提出・発表してもらう。それらへの、質疑・討議・コメント・指導を行う。プロスペクタス執筆の要領は、最初の講義「論文の書き方」で示す。 冬休み明け(1月8〜9日)には、第1回修士論文(部分)の作成・提出。 |
評価方法 | 情報収集能力(10%)、レジュメ完成度(30%)、プレゼンテーション能力(5%)、分析能力(20%)、論理能力(10%)、提言能力(5%)、討論への参加姿勢(20%)、などから総合的に判断する。 |
テキスト | テキストは研究指導Iのものを継続するか又は、新しい何案かを出しゼミ生と協議して決定する。又、参考資料を適宜配布する。 |
その他 |