00573 民族問題と人間の尊厳3,4
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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池住 義憲 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | アジア・日本の現実社会と「人間の尊厳」の侵害 |
授業概要 | コンテキスト(Context、社会の現実・現状)にまさるテキスト(Text、教材)はないと言います。本講義では、人間の尊厳が現実社会の中で侵害されている具体的な個々の問題に向き合うことを通して人間の尊厳を具体的な自分の問題として一緒に考えます。日本国内だけでなくアジアを中心とする第三世界にも眼を向け、単に知識を増やすことだけを目的とせず、私たち一人ひとりの人間としての根源的なあり方、生き方を探りたいと願っています。現実の社会と自らを変えていくために。 |
学修目標 | 人間の尊厳が侵害・否定されている具体的な問題に向き合うことを通して、人間の尊厳とは何か、どのように回復していくことが出来るか等を自らの経験・生き方の中で考える洞察力を培うことを目標にしています。 |
授業計画 | (1)ビデオ『侵略パート1:語られなかった戦争』 (2)間接的・構造的暴力としての南北問題(貧困問題)と「私」 (3)パレスチナ問題と「私」 (4)死刑制度と「私」 (5)「命が先か特許が先か?—HIV/AIDSと抗エイズ薬」 (6)イラク戦争、自衛隊派兵、憲法9条 (7)“従軍慰安婦”問題と戦後補償問題 (8)朝鮮民主主義人民共和国による拉致問題、その背後にあるもの ※その他に受講学生の関心、要望に応じてテーマ・内容を決めていきます。 |
評価方法 | 出席して一緒に考えることを大切にしています。毎回講義終了後に、その日の内容で何を感じたか、自分にとってどういう意味・価値(Value)があったか等を自ら引き出し(Ex-)、それを「振り返り用紙」に書いて出して下さい。評価方法の詳細については最初の講義時に説明します。 |
テキスト | 特になし。必要に応じてその都度、参考文献・書籍などを紹介します。 |
その他 |