07102 哲学A2
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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星 揚一郎 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | コミュニケーション・正義・スポーツ |
授業概要 | ドイツの哲学者アーペル(1922−)は、「言語遂行論」(言語を使用する主体の超越論的な条件を問う)を、その思想の特徴としています。この授業では、アーペルの「普遍的討議倫理学の視点におけるスポーツの倫理学的意味」を講読しながら、欧米の他の道徳哲学の学説(授業で詳しく紹介します)との対話をはかりたいと考えています。そのさい、ハーバーマス『道徳意識とコミュニケーション行為』(岩波書店)、アドルノ『道徳哲学講義』(作品社)なども参考にし、理解を補ってまいります。できるだけ平易なことばと例で解説していくつもりです。 |
学修目標 | 欧米の道徳哲学を自家薬篭中のものとしたうえで、自ら問題を立てて、レポートを作成することを目標とします(大学生に必要なレポートの書き方も伝授します)。 |
授業計画 | (暫定的に、上記テキストの目次より、内容を拾っておきます。時事的な話題もそのつど入れていきますので、ご了承ください。) 1、スポーツの意味(1):倫理の根本原理を理解するために 2、スポーツの意味(2):普遍的討議倫理学を適用するために 3、道徳的事象の現象学に向けて 4、倫理への客観主義的アプローチ 5、倫理への主観主義的アプローチ 6、コミュニケーション的行為における確言的妥当請求 7、コミュニケーション的行為における規範的妥当請求 8、道徳原理あるいは行為格率普遍化の規準 9、議論対参加 10、道徳原理の基礎付けは必要かつ可能か 11、超越論的語用論という論拠の構造 12、道徳性と人倫 13、レポート指導(1) 14、レポート指導(2) 15、レポート作成・提出 |
評価方法 | 授業に常識的な姿勢で参加された方にだけ評価を出します。そのうえで、授業中の姿勢・レポート(20パーセント)と期末のレポート(80パーセント)を総合的に評価します。 |
テキスト | Karl-Otto Apel“Die ethische Bedeutung des Sportes in der Sicht einer universalistischen Diskursethik(普遍的討議倫理学の視点におけるスポーツの倫理学的意味)”を、担当者(星)が平易な日本語に翻訳したものを配布します。 |
その他 |